昭和の「現代」を展示=千葉〔地域〕(時事通信)

 千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館に16日、1930年代から70年代までを対象とした「現代」の常設展示室が開設された。83年の開館以来、昭和中心の「現代」展示は手つかずだったが、7年間の準備期間を経て開設にこぎつけた。
 展示では、昭和時代をさまざまなテーマに分けて紹介している。「帝国内の人の移動」の項目では、「コメなどの物資を植民地から安価で輸入したため、植民地の人々が生活に苦しみ、働き口を求めて日本にやって来るといった面もあった」と説明。米国の原爆投下については、広島ではウラン爆弾、長崎ではプルトニウム爆弾と種類の異なる爆弾が使われたと解説している。
 太平洋戦争で多くの民間人が犠牲となった沖縄戦は「犠牲者の中には戦闘ばかりでなく、『集団自決』に追い込まれた人々もいた」と記述。しかし、集団自決の記述をめぐっては、当初は「軍の関与」という文言を盛り込む予定だったが、教科書問題や裁判で争われている点を考慮し削除。国立の歴史博物館が評価や学説の流動的な現代史を展示する難しさの一端が浮き彫りとなった。 

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